海と「灯台」のまち青谷の「今」の魅力を紹介!

青谷の誇り、未来への灯り。

長尾鼻灯台とは

長尾鼻灯台の写真

長尾鼻灯台は、鳥取県鳥取市青谷町にある灯台です。鳥取県内では最もせり出した岬である、鳥の長い尾羽根に似ていることに由来する地名の長尾鼻に由来があります。この一帯は、荒波の侵食を受け、急崖をなす複雑な海岸線を形成し、磯釣りのメッカとしても知られています。付近には夕陽が丘展望広場があり、天候条件によっては大山や島根半島、隠岐の島が見えることも。突き出た地形は海と青谷をつなぐ玄関口のようであると形容されています。歴史を遡ると、前身の「夏泊燈柱」が1947年に建設され、1953年に改良・改修され点灯を開始しており、2023年でちょうど70周年を迎えました。水面から灯光までの高さを意味する灯火標高は約68メートルとされ、海岸線に立つ灯台では鳥取県内で最も高いことで知られています。

長尾鼻灯台は、海を行きかう船を見守りつづけてきたシンボルであり、地元小学校の校歌にも歌われていた時代もあることから、地域の誇りであることもうかがえます。

灯台の主な役割は、船が安全かつ効率的に航行できるように支援することです。船舶操縦者が現在地を把握し、他の船舶との接触や座礁をせずに最短航路を航行するための目印となります。これらのランドマークは総称して「航路標識」と呼ばれ、灯台は光を発して信号を送信するため「光波標識」とも呼ばれます。

[ 青谷灯台物語 ]

「海と灯台プロジェクト」の一環として「青谷長尾鼻灯台利用八良い(弥生)事業」を実施している鳥取市青谷地区振興プロジェクト実行委員会と鳥取県立青谷高等学校が連携し、青谷町の歴史や長尾鼻灯台について学び、海と灯台の魅力や価値を紹介するマンガを作成しました。ストーリー作成・作画を担当したのはイラストレーターの伊吹春香さんです。

鳥取市青谷町の魅力がコミカルに描かれた作品です。

ぜひご一読ください!